八年ぶりに読む漫画

半月ぶりの休みということもあって、午前中はずっとゴロゴロしてました。
その後、荷物を取りにきた流言氏(先日まで一週間ほど、研修のために泊まりにきておりました)と一緒にハンバーグを食べまして、氏を見送った後は再びダラダラと過ごしました。つまりオールデイG2D2(ゴロゴロダラダラ)です。
夜、「エマ」を買いに行こうと本屋に寄るも、一冊もなし。代わりに石黒正数の短編集「Present for me」を買う。この人は八年前、アフタヌーン四季賞に「ヒーロー」という作品で入賞した人で、この作品がけっこう好きだったので覚えていたのです。今はYKアワーズで描いているようで、画業を続けていられて何よりであります。買った理由は勿論「ヒーロー」が収録されていたから。
氏のデビュー作「ヒーロー」はベタ多めの黒っぽい作画と、柔らかめの人物造形(男はやけに力を入れて劇画っぽくすることも)と、話の発端やオチを色々と工夫するあたりが「漫画」を読んでる感じがして好きだったのですが、短編集の他の作品(表題作や「ヒーロー」含め7篇)もその持ち味そのままでとても楽しめました。僕はギャグ漫画が好きなので「ヒーロー」の他に「なげなわマン」「泰造のヘルメット」を推しますけど、他の四編もよいお話です。でも「バーバラ」はよい話なのか? 面白いけど。
読み終えた後、他の作品も買い集めようかと思ったわけですが、現在進行中の作品が女子高生+メイド+探偵というものらしく(巻末の紹介ページにそう書いてあった)、「エマ」を買おうとして果たせなかった僕に「同じメイドだから、今日はこっちを買っておけよ!」という、何らかの導きが作用したのかもしれません。よくわかりません。先ずは単発の単行本から集めることになりそうです。

Present for me 石黒正数短編集 (ヤングキングコミックス)

Present for me 石黒正数短編集 (ヤングキングコミックス)