えいちえふおー

ここ一年ほど、TRPG界隈のスラングを色々と覚えました。
その中で好みのツボを突いたのがHFOなる言葉です。
HFO……それは「Human Fighter Otoko」の略称。
卓上ゲーム板のどこかのスレでこの用語を見かけ、検索して辿り着いたのがこちら、http://rainbow.s140.xrea.com/cdspe/HFO/HFO01_index.htmlCDS:PE内コンテンツhttp://rainbow.s140.xrea.com/cdspe/HFO/index.htmlの記事)
この時点で「HFOというのは”ヒューマン・ファイター・なんとか”なのだな」というところまでは理解できました。その後、再検索して他のページにて、ウは宇宙船のウであるかのように、OはOtokoのOであることを知ったのです。なぜOtokoだけ日本語なのかは分かりません。
卓上ゲーム板用語辞典によるとHFOの定義は以下の通り。

【HFO】
(俗語:TRPG
Human(人間)、Fighter(戦士)、Otoko(男)の略。特殊な能力を持たない人間族の戦士、そして性別上ちやほやされない男性という地味な組み合わせが、媚びることの無い男らしいキャラクターであるという意味合いを持つ。
"Dungeons & Dragons"愛好ウェブサイト「CDS:PE」が企画した、ファイターの復権を目指して「戦士だけのパーティーでダンジョンに挑む」というセッション「HFO決起集会」が発端とされる。
つまりパーンもオルソンもスパーク君も、ザボさんも主人公的存在もアーチーも、キャラモンもスタームもアラゴルンもボロミアもコナンもファファードも、みんなみんなHFOというわけです。ちなみに女性の場合はHFN、すなわち「Human Fighter Naon」だそうです。また最後だけ日本語か!
魔法能力を持たない純戦士って、スキル制あるいはマルチクラス制のゲームを遊んだ時には殆ど見た覚えがありません。一昔前のリプレイ作品ではよく見ましたが、今は魔法戦士が主流ですね。自分が知っている最近の例外は、D&Dリプレイのリューマくらい。
地元の仲間内でもっとも遊んだゲームはSWでして、僕はGMをやることが多く、PLとしては後衛の専業ルーンマスターが殆どで、たまに前衛を担当した時は(記憶に間違いがなければ)すべてファイター・プリーストでした。ともかく純戦士を作った覚えがありません(他ゲームで純戦士を使ったことはあります)
理由を問われたら、いわゆる魔法戦士に憧れを持ってるわけではないが行動の選択肢は多いに越したことはないからと答えます。種族の好みはありますが、能力面にはあまりこだわりがないので、隙間を埋めるようなステータス構築に走る傾向にあるのです。そうやって出来上がったキャラのイメージを固めるのが楽しみでもあります。
小説、漫画、映画のような表現媒体では、シンプルな分だけHFOの方が映えるわけですが、ゲームだと高レベル魔法使いの壁役のイメージが拭えません。
ともかく、なんとも締まらないファニーな響きのHuman Fighter OtokoことHFOが、ここ最近の僕のお気に入り単語なのであります。
ヒューマン・ファイター・おとこ!(断崖絶壁上、日本海の荒波を背負いながら仁王立ち)