土曜と日曜

土曜日はあつしくんと会い、天神をぶらぶらとさ迷ってラーメンを食べたり本を買ったり喫茶店で駄弁ったり。途中でゲームショップにも立ち寄り、主にDSとXBOXを眺めておりました。面白そうだとは思うのだけど、買うだけ買って遊ばないゲームが増えそう(買って五年経つのに未だ開封すらしてないゲームが二つほどあったりする)なので、先送りにする。


D&Dリプレイ「若獅子の戦賦」シリーズ読了。最終巻ではレッド・ドラゴンと戦うわ、次元を跨いだ冒険に突入するわ、邪神のアスペクトを迎撃するわ、モルデンカイネン先生の頭がぴっかり光るわ(嘘)で、僕がこれまで読んできたリプレイ作品の中でも屈指の、大スケールなお話でした。D&Dの高レベルPCは規格外の強さを備えるようになるとは聞いてましたが、まさしくその通り。面白かったです。ドラゴンと戦うくだりで何か思い出すなあと記憶を掘り起こしてみたら、十五年前、マコトさんGMで遊んでいたSWキャンペーンのラストセッションで非常に似た状況の戦闘が行われたのです。そこに思い至って、しばし懐かしさに浸りました。やっぱりね、ドラゴンと戦うなら、ああしたいものです。GMもPLも。
イラスト担当の井上純弌氏がウォーフォージドのクレリックとして参加しておりまして、これがえらくカッコイイ。演説をぶつ場面が何度か出てくるのですが、これがお見事。絵柄や公式サイトのイメージから想像できないような硬派なプレイングだなと。田中天氏の「新世紀エルフのスタンダード」を謳った隻眼エルフもどこのマカロニ・ウェスタンから飛び出てきたのかというような破天荒なキャラでして、この二人の印象が非常に強かった。
読み終えた後、D&Dのルルブやサプリを買いたいという思いが強まったのは確かです。しかし、公式サイトを調べてみたら、今年度末にサプリメントやルルブの数冊が絶版になるという! 第四版の翻訳に入っているからなのかしら。

D&Dリプレイ 若獅子の戦賦 (HJ文庫G)

D&Dリプレイ 若獅子の戦賦 (HJ文庫G)

D&Dリプレイ2若獅子の戦賦-監獄島編 (HJ文庫G)

D&Dリプレイ2若獅子の戦賦-監獄島編 (HJ文庫G)

D&Dリプレイ3若獅子の戦賦-雷鳴山編 (HJ文庫G)

D&Dリプレイ3若獅子の戦賦-雷鳴山編 (HJ文庫G)


日曜日。マコトさんに借りてた「ファイナル・セーラー・クエスト完全版」をようやく読む。回を追うごとに話の内容がいいかげんになっていくのが、いかにも火浦功らしいと思った。この人の小説はコメディ主体の場合は、どれを読んでもびっくりするくらいノリが同じで、オチの方向性も大よそ読めるのに、笑ってしまう。不思議だ。
角川版のイラストはスギサキユキルで、見た名前だと思ったら女神候補生の人でした。
さて次は東野圭吾を読まねばならぬ。