7月20日――SW2.0強化月間

20日(日)マコトさん宅でTRPGセッション。本日はSW2.0の二本立て。GMは僕、マコトさんの順番。
僕の作るダンジョンは、無駄にPLを悩ませてしまうらしく、これは僕のセンスに問題があるのだと思われます。重要なポイントはクリアしているのにPLが確信を持って帰還できない流れになって一時間近く延びてしまうのは、いけない。情報の示し方に注意すれば改善できるのかな。ダンジョンを作るのは好きなので、もっと面白いものを作りたいものです。
最後にピリッとした空気がほしくなり、序盤でやり過ごしたエネミーを再登場させたら、サイコロのいたずらで自身のキャラ(NPC扱い)を瀕死に追い込んでしまい、一人で蒼褪めてました。うーん締まらん。


お昼ご飯を挟んでマコトさんに交替。代わりにマコトさんの神官戦士を預かることに。
こちらは流言氏も既に書いておりますが、一見すると「悪の魔術師に攫われたお姫様を助けにいく勇敢な青年貴族および彼を補佐する冒険者のお話」なのが、実は「同性愛の魔術師に攫われた女装趣味の美少年(ノンケかどうかは忘れました)を助けに行くガチホモ青年貴族(戦闘力皆無)および、その護衛を全力でつとめる冒険者のお話」でした。今回のシナリオ、マコトさんは当初考えていた内容に奥様のアイデアを聞いて、そのアイデアをさらに捻って手を加えられたそうです。


Ken-K「これは、女性PLがいたらバカ受け間違いなしのお話?」
流言氏「いやあ、逆にブチ切れかもしれないよ」
GMマコト氏「魔術師は『姫を置いて、私の同志になるなら命は助けてやらなくもない』と言いますよ」
Y.NAO氏「同志になるってどういうこと?」
GMマコト氏「そりゃもちろん、よいお友達(性的な意味で)」
Y.NAO氏「(即座にファイティング・ポーズ)かかってこんかい!(全否定)」


シナリオの真相を、Y.NAO氏はいち早く察しておられて、余裕の貫禄で捜査を進めておったのですが、いざ目の前にウホッな人たちが迫ると必死に払いのけようとしておられました。そりゃーそうですね。
このシナリオのためにと、マコトさんが気合をいれて用意された全NPCのイラストが実に少女漫画チックで可愛く描かれてまして、特に敵役の魔術師の親衛隊である美少年部隊(四大天使の名を持つ、ギリシャ風衣装に身を包んだグラップラー)はクオリティがテラ高須クリニック。写真を撮らせてもらえばよかったです。
ラストバトルは実力はこちらが有利、しかし精神面では敵軍団が有利という、これまでに経験したことのない試練の戦いでした。サイの目が悪いと「敵の勢いに呑まれたッ!」と思っちゃったり。
僕が代わりに操作していた神官戦士殿にいたってはメイスでクリティカル・ヒットを叩き出して美少年部隊の一人を容赦なく天国へ送るなど、PLサイドの必死さが随所に現れる戦いでした。性的嗜好を無理強いされる危険に迫られると、人は尋常ならざる底力を発揮するものであるという教訓を身に刻み、セッション終了。


SW2.0は戦闘がさらに派手になっているのと、セッションごとにキャラを成長させる楽しみが増えている(技能だけでなく能力値も上昇し、マジックアイテムが豊富に用意されているので報酬の使い道が多い)ことで、以前よりモチベーションが維持しやすい作りになっているようです。


僕のタビット・ウィザードは、魔法のとんがり帽子を買ったので、ロングマントにおしゃれ靴も買い揃えて魔術師らしさを演出しております。楯が手離せないので杖を持てないのが惜しい。筋力が伸びたらフェンサー技能を修得して、細身の剣を吊る方向でもいいかもしれません。