Mars2nd

先日は、地元のサークルでTRPGを遊んできました。遊んだのは、ここでも何度か書きました「Mars2nd」です。
赤鴉氏のアドバイスを参考に、特技リストを中心にコピーを作ってPLの皆さんにお渡ししたり、トランプを2組まとめて使ったり(一つはY.NAOさんから拝借)した結果、GMもPLも初体験のゲームとしては進行もそうは滞らず、けっこう楽しめたのではないかと思います。少なくとも僕は楽しませていただきました。今後も遊べそうで、よかった。
ゲームの特徴としては、PCが国家の首脳陣であることが最も大きなものですが、その他には、初期作成したキャラでもそれなりに強いことが挙げられます。一国の主とその重鎮、しかも国土は自らの力で切り取ったものである以上、相応の実力者なのは当然の話。だから、どのキャラでも活躍が大いに期待できます。
当初は「三国志」のイメージが強かったのですが、遊んでみると「水滸伝」も思い出されます。それ以外だと隆慶一郎の「一夢庵風流記」や、田中芳樹の「マヴァール年代記」や花田一三六の大陸シリーズ(今は「戦塵外史」シリーズと改題されてます)などでしょうか。マヴァールよりはアルスラーンの方が近いんでしょうけど、実はアルスラーンはよく知らないのです(アニメ映画だけ観たことある)
これらは人間しか出てきませんが、Marsは亜人や魔物がてんこ盛りなので、それらをどんどん出して派手に進めていこうと考えてます。


ちなみにPC国の国名は、君主がリザードマンであることに因んで「シッポニア」です。トカゲの尻尾と日本を意味するラテン語「ニッポニア(Nipponia)」をかけているようです。
環境属性は「樹」と「闇」、国家要素は自然と宗教が高くて、魔法と科学は低め。国教は「九尾蜥蜴」教だそうです。これだけ書くと、「自然に満ち、神秘的な宗教が支配する、昼なお暗き森の王国」という、野蛮な悪の国家というイメージがビンビンなのですが、国家傾向を見ると軍事力が最も低くて、政治力、生産力、経済力が高め。戦乱の時代にも関わらず、周辺の国と往来が盛んという状況なので、ずいぶんと印象が変わります。もっともPL陣によると「シッポニアは強力な神権政治国家であり、神意に従い国民が労働に従事しているため、生産力と経済力が発達しているのではないか」ということだそうです。
でも基本は正義の味方なのです。たぶん。