まったり

新潮文庫版のドイル傑作集を読み進め中。およそ一世紀前に書かれた作品だけれど中々面白いです。
第一巻と第三巻の目次には邦題と原題が併記されているのに、第二巻の目次は邦題のみ。版を見ても第二巻のみ違っているというわけではないようです。不思議だなあ。
訳されたのが一昔も二昔も前だけあって文体が古風です。特に印象的なのが「ちょいと待ったり」です。現代なら「ちょっと待った」と書くべきところでしょうね。そういえば「ちょいと待ったりいな」といいますね。これは方言かな。