円月殺法と香辛料

先週末から、また一段と冷え込んできました。土曜の夜は毛布一枚で眠ったのがよくなかったのか、翌朝は頭痛とともに始まりました。何年経っても、寒暖の変化についていけてません。
昼から博多に出て、あつしくんと博多駅構内の「博多めん街道」なるところへ出向いていきました。一つのフロア丸々に和洋の麺食店が一堂に会したというものです。ラーメン屋の割合が半数近いのは予想通り。
二年半前のエントリに書いた、「博多新風」も、ここに店舗を入れてました。移転したのか、店舗が増えたのかは、わかりませんが、立派になったもんだなあ、と二人でしみじみしてました。あつしくんは、まだお客さんが少なかった時代を知っているので、なおさら感慨深いものがあったんじゃなかろうか。


待ち合わせ前に寄った書店で「眠狂四郎無頼控」と「狼と香辛料」の、それぞれ第一巻を買う。
現在は眠狂四郎を読んでます。シバレン先生の小説は「御家人残九郎」と「江戸群盗伝」と、短編集数冊を読んでますが、やっぱりハッタリとどんでん返しが魅力だと思う。虚構だと分かってて、尚且つ面白く読ませるというのは凄いもんです。円月殺法なんか特にあり得ないはずなのに、端麗な文章でごり押ししてます。なんというハッタリ剣法。実写版だとどう表現されてるのか大変気になります。


狼と香辛料」は多分、アニメの方が有名なんでしょう(自分は、やる夫スレを読み漁るうちに知ったクチ)。ヒロインのホロ(廓詞を使う、獣耳の女の子)が可愛いくらいしか知りません。面白ければ続きも読むだろうし、アニメも借りてみるんじゃなかろうか。


眠狂四郎無頼控(一) (新潮文庫)

眠狂四郎無頼控(一) (新潮文庫)

狼と香辛料 (電撃文庫)

狼と香辛料 (電撃文庫)