正月休みの出来事

松の内が終わらないうちに、正月休みの出来事を書いておきます。


1日。
昼過ぎに目を覚ます。ニューイヤー駅伝はとっくに終わっており無念。弟が職場の人たちとマラソンや駅伝に参加してることが切っ掛けで、ここ数年は競走に興味が湧いております。自分もシューズを買って公園をかなり緩やかに走ったりしていたり(仕事に追われてここ一ヶ月はサボりっぱなしですが)
雑煮とおせちを食べてると、勤務明けで実家へ直行中の弟から連絡。超える予定の山が非常な渋滞で身動き取れず、一旦引き返して出直すとのこと。弟はその後、当初より四時間ほど遅れて帰り着きました。
この日は犬の散歩と結局、読み終えられなかった「バルト海の復讐」を読むことと、弟が珍しくお笑い番組を見るというので付き合って「爆笑レッドカーペット」の特番を見ることで終わる。普段テレビのない生活をしているので、お笑い芸人はこういうときでなければ知ることがない(webの巡回先で情報を得ることもあるけど)。初めて知った中で、少なからずツボに入るところがあったのは、我が家、Wエンジン、オードリー、天津木村、響など。他にも何組か面白い人たちはいたんだけど名前を失念。ますだおかだは、巧さが先立って、腹を抱えて笑うという方向には繋がらないのが、ちょっと勿体無いように思う。


2日。
箱根駅伝を少し見てから、博多へ出かける。赤鴉氏と一年ぶりに会って、とにかくひたすらに喋る。今回はTRPGの話だけでなく、歴史とか経済とか、そういう話も少しはしたよ!(もっぱら自分が教わる側で)
TRPGについては、「真・女神転生RPG」と「ゲヘナ・アナスタシス」について詳しく教えてもらい、大いに興味が湧く。前者については、西谷史の小説とOVAしか知らない自分でも何ら問題ない(というか、コンシューマで多数派生している作品をまったく知らなくてもNP)ということなので、買おうかなという気になる。「魔界都市ハンター」とか「ゴッドサイダー」とか、そういうノリで遊べそうなので。後者についてはアラビア風ダークファンタジーというのがひたすらにイカすという、ただそれだけの理由で、とりあえずルールだけでも読んでみようと思う。今はSW2.0に集中したい(というか他を読み込む余裕がない)けれど、仕事が暇になったら挑戦してみたいなあ。
途中、「萌えファイティング・ファンタジー」ことデストラップ・ダンジョンとハウス・オブ・ヘルの話に始まって、タイタン世界はあの暗さと怖さがいいよね、という話になる。赤鴉氏は、タイタン世界では妖術師ラザックがお気に入りとのこと。「死なざる者」という異称にシビれるとのだそうで。僕はファイティング・ファンタジーは十冊程度しか遊んでないけれど、その中ではやはり「バルサスの要塞」のバルサス・ダイアが好きだったりします。辮髪魔術師いいよね。でもラザックとバルサスだと、ラザックのほうが三枚は上手だろうなあ。ガンジーならいい勝負するかも。いや無理か。
19時に解散。ここ数年は年に一度しか会ってないので、近いうちにまた話がしたいものです。
帰りの車中は、本屋で買っておいた「くるねこ」を読んで過ごす。元々はブログ「くるねこ大和」で発表されているもの(今でも読める)だけれど、こうして紙媒体で読む方が頭に入ってくる。ポ子とトメ吉がかわいいなあ。

くるねこ

くるねこ


3日。
昼近くに起き、箱根駅伝の終盤を見る。
夕方。「くるねこ」を母に託し、実家を発ちアパートに戻る。
赤鴉氏に教えてもらったブログ「妄言銃Reloaded」内の記事「ラッパンアスクの思い出」を読む。D&D3eのモジュール「Rappan Athuk(ラッパンアスク)」のあまりに外道で非道な展開を、参加したプレイヤーさんが叙情たっぷりにレポートした記事で、読んでて笑いと涙が込み上げてくる。どう考えてもデスシナリオでしかないものを、商業作品として売りに出すメリケンの神経を疑いたくなるのは僕だけじゃないよね。ヴァンパイアやレッド・ドラゴンが跋扈する島の探索シナリオが、どうしたら3レベルから遊べるなんてことになるんだコノヤロウ! このモジュールをデザインしたのはネクロマンサー・ゲームズというところで、何とも大層な名前だけれども、他にもグッドマン・ゲームズというところもある。マングースとかグリーン・ローニンとか、色々ある。もちろん、それ以外にもものすごい名前のデザイナー集団がいるのだろう。
ところでD&Dのマスター諸氏は、「封神演義」でいうところの殺劫にとらわれているように思うのだけど、どうか。WHやT&Tも似たようなものか。


こんなところです。
先日引いたおみくじは「末吉」でした。