リフレッシュしました

四連休にはなりませんでしたが、土日月と三日間休めたので気力体力ともに充実しました。これであと十年は戦えると嘯きたいところですが、たぶん十日でガス欠でしょう。
土曜はSW2.0のオンラインセッションに参加。今度は寝落ちせずに最後まで起きていられました。
日曜はあつしくんと本の貸し借りをするついでに、しゃぶしゃぶを食べました。焼肉やすき焼きはともかく、しゃぶしゃぶを食べるのは十数年ぶりです。灰汁を取る手間はありますが、焼肉やすき焼きよりも食べやすくてよいですな。
月曜はダラダラと漫画を読んで過ごしました。部屋の掃除をすべきだったんですが、ゴミをまとめるだけで終わっちゃいました。


買ったり借りたりした漫画。

探偵綺譚?石黒正数短編集? (リュウコミックス)

探偵綺譚?石黒正数短編集? (リュウコミックス)

ネムルバカ (リュウコミックス)

ネムルバカ (リュウコミックス)

以前もちょっと触れました石黒正数作品の短編二冊。漫画の上で色々と実験しようというスタンスは変わってないようです。「探偵綺譚」はレビューでの評価はそう高くなくて、確かにオチが弱いと感じる作品はあったけれども、自分はそれなりに楽しく読めました。「ネムルバカ」は1巻完結の、女子大生二人を軸にして、目標に向かって、あるいは目標となるものを求めてグルグルする大学生の姿を描いたお話。こういう漫画を読むたびに、自分の学生時代を思い返すのですが、決めるにしろ迷うにしろ、ここまでキチンとした言葉を持っていなかったように思います。もっと頭でっかち尻すぼみで、脈絡のないものでした。


BAMBOO BLADE (1) (ヤングガンガンコミックス)

BAMBOO BLADE (1) (ヤングガンガンコミックス)

剣道漫画というと「六三四の剣」と「しっぷうどとう」しか知らない自分は、タイトル、そしてこの絵柄で女子剣道部ということで、作品の存在を知ったときからずっとスルーしておりましたが、読んでみるとけっこう面白い内容でした。剣道漫画ではなく部活動漫画であるということ(高校生活の中で、部活動というものについて部員が向き合うエピソードが多い)、主人公である顧問教師が、惰性で続けていた剣道に対して学生時代の情熱を取り戻していく描写が入っていること、この二点が読ませる要因なのかなと。登場人物が迷って考えて動いて、そして成長していく過程がわかりやすく描かれてる漫画には、爽やかな魅力があります。ビルドゥングス・ロマンとゆーやつでしょうか(と使い慣れない言葉を持ち出して評論家ぶってみる)