風邪(?)の話

土曜の深夜、何やらお腹の調子が悪くて三度も目を覚まして小用を足しに。どうしてこんなに頻繁に、と思いながらも深く考えずに寝に戻る。そして朝、おそろしい懈怠感で全身がものすごく重い。それだけでなく挙措が鈍い。動作が非常に、それこそスロウ状態のように緩慢なのです。頭痛はなし(実は発熱していたようだが気づいてなかった)、喉も痛くはなし、咳もなし、寝不足のためか霞がかったように頭の働きは鈍し。食欲は当たり前にあって腹は鳴りっぱなし。木曜日のこともあってひどく疲れているのかなと思い、やはり深くは考えず、朝食を取って出勤。この日は雨が降るということだったので二つ離れたバス亭まで歩いたのですが、だるいものだから早歩きできない。駆け足をしようにも足が上がらんのです。やばいぞ、俺の身体はどうしてしまったのだ、と思いながらもなんとかバスの時間には間に合わせ、会社へ。朝から仕事の能率はあがらず、しかも眠気がさっぱり晴れず、それどころか悪化しているような具合。昼、食事を終えて珍しく昼寝をしているときに、ようやく己が発熱していることを知る。人に話してもなかなか信じてもらえんのですが、僕は並以上には熱に強い体質らしく、38度を超えるくらいになってようやく不調を訴えて熱を測って驚かれるということがよくありました。そんなわけで、あー俺は多分いま38度くらいの熱があるんだなと思いながらも、今日中に仕上げないといけない仕事があったので、土曜の定時である16時までは超スローペースで仕事を進めることに。昼を過ぎてから身体の節々が痛み始めていたので(特に腰が)なんというかもう辛くてかなわん有様であります。まさに亀の歩みの如き能率で15時ごろになんとかノルマを達成し、あとは昼休みに買っておいたポカリスエットのミニペットボトル2本を定期的に給水する以外は、電池の切れたマシーンのように動かなくなる自分。土曜は元請けが基本的に休みなので何の連絡もないので、煩わされることもなく。と書くと運がよいような感じなのですが、実は自分の場合、土曜に体調を崩して日曜に直すケースがけっこう多いのです。あまり得した気分になれません。さて定時を迎え、再びさび付いたブリキの樵のような挙措で荷物をまとめて退社。帰りのバスで身体を休めたのがよかったのか、帰り着いたときには割りとマシに歩けるような状態になっておりました。スーパーでポカリスエットを買い込んで帰宅し、布団の傍らに置いてたらふく飲み干した後、男寝りに寝る→小用に立つ→水分超補給→男寝り→厠へゴー! のコンボを暫く反復。トイレに行くたびに懈怠感が弱まり、いつのまにか頭痛も関節痛も収まってました。いやほんとに。痛みのためかさっぱり食欲の湧かなかったのが、22時頃には元気良く空きっ腹が鳴り出したので、とりあえずうどんなど啜って再び水分補給と排尿をこまめに繰り返しながら0時前には熟睡。深夜に一度目を覚ますも体調におかしなところはなし。今朝方には、疲労感は残っておるけれども、それ以外の症状はピタリと収まっていたので一安心。いやよかったよかった。それにしてもこの症状は風邪でいいんでしょうかね。鼻水も出ず咳をすることもなかったので、オラちょっと心配だぞ。そういえば2006年の冬頃にも今回とよく似た感じに体調の悪いことがあったのです。原因がわからないのが怖い。食生活を見直すべきなんだろうか。


といいながら実は今日の昼から寿司を食べに行った僕という実存は、全然見直してないじゃないのと注意されても仕方ない愚か者でありましょう。それなら最初から書くなよということでもありますが、一応の戒めとして書き残す所存であります。えー、皆さんも気をつけましょうね。説得力ないですけど。あ、サザエとカンパチとカツオが美味しかったです。


ついでに買った本。また積みが増えました。

遺跡の声 (創元SF文庫)

遺跡の声 (創元SF文庫)

司政官 全短編 (創元SF文庫)

司政官 全短編 (創元SF文庫)