ネコマンガを読む

土曜日は一人寂しく休日出勤。夕方にあつし君と漫画の貸し借りを行う。「ヴィンランド・サガ」を貸し、「皇国の守護者」を借りる。
インド料理を食べながら取り止めのない話を続け22時半に解散。帰ってから借りた漫画を読み耽る。


皇国の守護者」は同名の小説を原作に持つマンガ作品。原作の佐藤大輔氏については、ずーっと昔にケイブンシャから出ていたTRPG関連本(デザイナーと編集サイドの対談をまとめたもの)で知ってましたが、氏の作品に触れたのはこれが初めて(といってもあくまでマンガ版なので、厳密には未経験です)
明治期日本がモデルとおぼしき「皇国」が、同時期の帝政ロシアがモデルとおぼしき「帝国」の侵略を迎え撃つお話。帝国軍はごく普通の軍隊ですが、皇国軍にはテレパシーのような「導術」を操る異能者や、兵士に飼い慣らされて戦うサーベルタイガー、移動手段としての翼竜という生き物があったりと、そこら辺はファンタジー的です。サーベルタイガーは作中で「猫」と呼ばれてて、これが可愛い。猫かわいいよ猫。


こないだ連載が終わったばかりで、それもいきなりの連載終了だったらしく、何やら複雑な事情を感じさせます。主人公をはじめ、キャラクターがよく描けてる作品なので、もったいない話です。展望があるといいのですが。


それと漫画家の押田J・O氏が女性だということを、氏の漫画を初めて読んだ時から十数年目にして知りました。おでれーたのなんの。
たしかあの漫画はコミックパソパラに載っていたのだった。懐かしいねコミックパソパラ。他には池田恵の「3丁目の外人」が記憶に残ってます。と書いてから、魔道書持ったメガネっ子が牛頭のマッチョ悪魔を従えてバトルするような内容のエロ漫画も思い出した。あの漫画家さんは今どこで何をしてはるんでしょう(前回と同じ引き)