チャンバラとセレブ

TRPGを早目に切り上げて博多に戻ったのは人と会う約束があったからなのですが、先方の事情でキャンセル。余った時間をどうすべきと思案の後、半月前に見たチャンバラ映画「ストレンヂア」をもう一度観てきました。同じ映画を二度、異なる日に観るなんてのはロードオブザリング以来か。
そういえば僕が子供の頃は、上映が終わるたびに退室しなくてもよかったので、二度見て帰ったことも珍しくありませんでした。そんな風に観た最後の映画は「耳をすませば」でした。世間では「観ると首を吊りたくなる映画」の上位常連らしいです。まあ眩しい作品だよなあ。
二度目の「ストレンヂア」、100分程度の中でわんさか登場する人物が何処で死亡+退場するかの把握と、ネット上の感想・批評で取り上げられていた演出や小ネタで自分が気づかなかったものを確認してみようという気持ちで鑑賞。これで大体は作品を理解できたように思います。終盤の、主人公と明の戦士の一騎打ちはやっぱりカッコよかった。それにしてもこの映画、動員数は芳しくないようで、半月前に見たときも今回もお客さんは10人に届いてませんでした。おかげさまで自分は気持ちよく観れたわけですが、埋もれてしまうのはちょっと勿体無い作品だと思う。DVDが売れるといいなあ。買って弟と友達に貸すのもいいなあ。
色んな人にお薦めされていた「有閑倶楽部」の1巻を買う。もうじき実写ドラマが始まるのだそうです。内容はセレブな高校生男女6人組のアクションコメディ。6人の男女がそれぞれ頭脳、アクション、お色気担当で分かれてるのを見て「お、TRPGのパーティのようだな」なんて思うのは、自分がTRPGゲーマーだからだろう、きっと。6人はみんなクセのある性格だけど正義感の強い真っ直ぐなキャラなので見てて好ましかった。その中でもショートの女の子と医者の息子が個人的に特に好きなキャラです。続き買うだろうなあ多分。