連休も終わる

そろそろお仕事に気合を入れないといけない時期になりました。

怪奇小説傑作集 英米篇1」を買う。「猿の手」が収録されていたというのが理由。一本目の「幽霊屋敷」だけ読んでみたが、古風な翻訳が一々新鮮。主人公の一人称が「余」ですよ。

ラストイニング」既刊14冊を買う。「おお振り」に嵌って直ぐに、こちらも話題になっていることを知っていたので、気にはなっていた。こちらは監督が主人公で、高校野球という世界を取り巻く事情(高野連、父母会、OB会、スポーツ企業、マスコミ等)にも踏み込んで描いているので、おお振りよりもシビアな印象が強く、好対照な作品だと感じる。単行本化のスピードも対照的。女性キャラの少なさはどちらも一緒なんだけど、目立ち具合が全然違うのは作者の性差によるものだろうか。