目指せブラッシャー

以前、歯医者通いについて書きました。十一月現在、通院は続行中です。
前回のエントリを書いたときは、ちょうど下右奥歯の治療が済んだところでした。現在は上右奥歯の神経を削る治療を受けています。体感的には硬くて薄い金属で歯の中をゴリゴリと磨かれているようなのですが、ときどきそれが何かを引っ掛けて、引っ掛けたものをグイッと跳ね上げるような感触があるので、「削る」というより「抜く」というのが合うように思います。おそらく歯の底から露出している神経を刳り出しているんでしょう。こう書くと痛々しいですが、麻酔が効いているのでまったく何ともなく、愉快な感覚があるだけです。痛くないというだけで気が大きくなる自分。とても分かりやすい。
そんな自分ですが、ブラッシングの指導を受けるのはどうも苦手です。そりゃ己の磨き方が未熟だから歯を悪くするわけで、だからこそ指導が必然なのですが、歯科助手（衛生士かも）の女性に歯を磨いてもらうのはやっぱり恥ずかしいものです。「俺は子供か！……まぁ歯磨きに関しては子供みたいなものか」と情けなさが募る。「では先程の要領でやってみてください」といわれて、手鏡を片手に必死の形相で磨きに磨くのですが、再チェックで「ここがまだですねー」と優しく磨かれてしまう。どうして歯科の方は優しいんでしょうね。いや怖いのは困りますが。
治療後に先生お薦めの歯ブラシを一本もらったので、朝からそれを使ってます。なんとなく普通の歯ブラシより効果が大きいカンジ（単純）