振り返ったり振り返らなかったり

年内は更新しないということでしたが、更新してもよさそうな状況なので軽く書いておくことにします。


先ず何があったかを障りのない程度に書いておきますと、今月の頭、身内に手術の必要が生じまして、その付添や手続きなどで忙しくしていたわけです。そして、休みを取ったしわ寄せが年末進行に甚大な影響を及ぼしまして、仕事納め前の一週間は殆ど寝ないで帳尻合わせに邁進していた次第です。たいへん疲れました。
手術については問題なく終わり、身内は先日退院しております。向こう一、二年は食事制限が必要ですが、薬を服用する必要のないのは、ありがたいことです。
この件についてのコメントはご無用に願います。


一昨日は、TRPGでお相手いただいているnaoさん、マコトさん、流言さんと忘年会をしました。僕が中学生だった頃からの付き合いになるので、もう十七年になるのですが、外でお酒を飲むといったことをしたのは今回が初めてなのです。楽しい時間でした。気の置けない間柄があることを嬉しく思います。


省みて2008年という年は、自身の意思の弱さと戦った一年でした。そして、その結果は芳しいものではありませんでした。己を甘やかし、欺く心の働きがあることを自覚しながらも、それを抑えられないことの情けなさに打ちのめされる日がとても多かった。と書くと何か危ないことに手を出していたかのような印象を生みますが、仕事の捌き方が下手だったことを悔いておるのです。絶対的な人手不足という状況はもちろんあったわけですけれども、その苦境の幾許かは軽減できたはずだという確信があればこそ、成し遂げられなかった自分に腹が立つ。心の荒むこと甚だしい日々だったのが、それでも捨て鉢にならずに済んだのは人間関係のお陰です。家族と、知人と会い、あるいは電話越しに話をするだけで随分と賦活されました。僕は人付き合いの上手な人間ではありませんが、孤独に耐えられる強さも持ち合わせていない。迷惑をかけながらも、人に支えられて、背中を押してもらって生きていくしかないのです。そんな自分でも誰かを支えていけるものだろうかと自問すること度々、答えは得られませんが、精神一到何事か成らざらん、もうとにかく前に向かって取り組んでいくしかない。たまに立ち止まったり、後ろを向いたりもするだろうけど、逆走だけはするまいと誓うものであります。


というところで今から犬の散歩に出かけるので、ここまでを投稿。後ほど続きを書くかも知れないし、書かないかもしれません。


(21時23分追記)
犬を連れて散歩した後、年越し蕎麦を作ったり、洗い物をしたり、あつしくんと互いにしょうもないメールのやり取りをしたりしていたら、いつの間にやら2008年も残すところ3時間を切りました。


先日、自分が十年来参加していたwebサイトが終了しました。前述の事情もあって深夜まで居間を使いたくないこともあり、最終日の参加はしませんでした。ここがいわゆるオンライン上の人間関係を築いたほぼ初期の場所であったわけですが、何人かの方とはネット上の付き合いを超えて、いわゆる普通の知人の関係となることができました。それらの方々とは実際に会ったり、或いは電話やskypeで話をさせてもらったりしているし、単に出合った切っ掛けであるサイトの主旨に沿った話題ばかりでなく、そこから大きく離れた分野を話題にしたり、あるいは仕事などの話をしたり、そういうところまで踏み込んでコミュニケーションが取れているのは貴重なことだと感じています。今後、web上の何がしかのコミュニティに参加して新しい人間関係の中に飛び込むことがあるのだろうか? と考えてみると、そういうことがあるにしても、それはかなり先の話になりそうです。来年以降に購入予定のDiablo3に僕がどれだけハマるかが、一つの指標になることでしょう。そもそも来年中に発売されるんだろうか。それが疑問。


(22時追記)
実家では毎年、紅白歌合戦を見てます。他に見るべきものがないので、消去法でこうなるだけなのですが、たまに気になる歌手が出ていたりして侮れません。
ここ数年で一番よかったのは伊藤多喜雄氏の「タキオのソーラン節」です。今日はジェロの「海雪」を聞いて驚きと感動を覚えました。

と、いつまでもパソコンに張り付いてもいられないので、この辺で締めにします。この後は0時に新年の挨拶を家族と交わした後、ごっそり買い込んだ隆慶一郎作品の中から「柳生非情剣」を読んで寝る予定です。


それでは皆さん、よいお年をお迎えください。2009年もどうぞよろしくお願いします。