ギターとTRPG

土曜日は21時まで仕事して天神から高速バスに乗って帰省。母の作った野菜炒めと味噌汁をおかずに卵かけご飯をガッツリ食らう。
その後、茶を喫しつつぼけーっとしていると、母がクラシックギターを持って参上。母は若い頃に少しギターをかじっていた時期があったとのことで、クラシックギターはその頃に買ったもの。四十年ほど昔のものになるので、調弦などおかしいところもあるんだろうけど、ちゃんと弾けます。弟が一時期ギターにはまっていた頃、これで練習しておりました。母は、数ヶ月ほど前から実に四十年ぶりにギター練習を再開しておりまして、今度はちゃんとギター教室に通っておるのです。
二ヶ月前に帰省したときは、マイク眞木の「バラが咲いた」を弾きながら歌っておったのが、今度は千賀かほるの「真夜中のギター」と、カルメン・マキの「時には母のない子のように」を演奏しました。レパートリーが増えてます。マイマザー、侮れません。


翌日。朝からTRPGのセッションに参加しました。遊んだゲームは「蓬莱学園の冒険!!」と「エムブリオマシンRPG
「蓬莱」では、僕の担当するキャラクターに焦点を当てたシナリオを用意してもらいまして、ワーイ主役だやったねと思いながらも、主役らしいプレイングができたかといえば赤点っぽい感じでした。クライマックスの場面では見事に判定負けしちゃったし、PLもPCも発展途上なのでした。でもプレイ自体はすごく楽しかった。プレイがかみ合って、舞台やキャラクターのビジュアルがきちんとイメージできるセッションというのは貴重です。
エムブリオマシン」では、これまた僕のキャラクターが主役っぽい扱いでした。ダブル主役です。宝くじに当たるくらい難しいことなんじゃないでしょうか。お話は、貴重な資源を有する小村と、それを巡る二国間の陰謀を軸に、ちょいとした縁により村を守る一員となったPCパーティが敵対勢力を奇襲するものでした。その最中、かつての師匠に当たる人物とガチンコバトルを展開する羽目になりました。おかしかったのがその師匠キャラと僕のキャラの行動パターンが見事にシンクロしてたことで、接近するのも間合いを取るのも射撃するのも全てが同じタイミングなものだから「なるほど。戦い方が師匠そっくりなんだなー」なんて納得してしまいました。戦いは激しい消耗戦となり、左脚を破壊されて耐久値もあと一撃食らえば終わりだというところまで追い詰められたところから、白兵戦闘に持ち込んでサイコロの出目のお陰で辛勝という、非常に心が滾る展開でした。
今回は一本目の「蓬莱」からみんなのテンションが高くて、ずっと笑いっぱなしで、発言の途切れる瞬間がなかったように思います。「エムブリオマシン」のときにはテンションが最高潮で、笑いすぎてセッションが一時中断するということにも。
一日通して、これだけ笑い続けたことなんて、滅多にあるものじゃありません。これはとても幸福なことなんじゃないかなーと恥ずかしげもなく書いてしまう。
今日のことは大事に記憶しておきたいものです。


帰ってハヤシライスを食べて電車に乗り、そして三十分ほど前に帰宅。
これから、貸してもらったヘルシング火浦功の本を読みながら寝ます。
明日からまた忙しいけれど、けっこう頑張れる気がします。
皆さん、おつかれさま、そしてありがとうございました。