両手いっぱいアイテム持って!

ガロワのダンジョンというゲームを先週から始めています。
ガロワのダンジョンと呼ばれる底の知れない地下迷宮の探索を行うというシンプルな内容なのですが、この探索の部分がちょっと独特です。
プレイヤーはダンジョンへ入る際に、どれだけの期間をダンジョン探索に費やすか、それを一日単位で決定します。これはゲーム内の時間であり、ゲーム内の1日は現実の10分に相当します(だから現実の1日はゲーム内の144日となります)探索時間は手持ちの食料(これも一日単位での購入)で限定されるのでダンジョンに入る前に、根拠地である街で食料を購入しておく必要があります。
探索期間とその他の探索に関する設定を決定したら冒険が始まります。が、プレイヤーが操作するのはここまでです。以降はゲーム内で1日経過するごとに探索の内容が自動的に決定され、プレイヤーはそれを読むだけなのです。たとえば3日間ダンジョンを探索する設定にしていたら、10分おきに3回、探索の内容が表示されるのです(探索の内容は前回のものに限り記録されますが、特定の内容は一連のストーリーとして再読することができます)
街にいる間は主に闘技場で戦ったり、アルバイトをしたりして冒険資金を稼ぐことになるのですが、これも10分おきに賞金や賃金が入る仕組みで、ほったらかしておいたら勝手にどんどんとお金が貯まるという仕組みになっています。
というわけで、このガロワのダンジョンはプレイヤーが操作する割合が極めて少ない放置型ゲームとでもいうべきものです。原型はプレイバイメールにあるのではないかと思うのですが、PBMは未経験なのでハッキリしたことはいえません。
この放置ぶりと、ゲームの雰囲気がほのぼのしたライトファンタジー調であること、そして全体的な手作り感覚が、かっちり作りこんであるDWCとは対照的なのですが、それがまた僕の好みにマッチしまして、プレイを続けています。他のことをしながら遊ぶのが最適でしょうね。
他の誰かとペアを組んでダンジョンに潜ることができる(ペアでないと発生しないクエストもあるらしい)、悪人として振舞うこともできるがお尋ね者として他のプレイヤーにダンジョン内で攻撃される恐れがある(他のプレイヤーは街でお尋ね者の情報を見ることができ、そこに提示されている中からターゲットを決定できる)など、ネットゲームらしい要素も用意されています。他の人とアイテムやらお金やらの受け渡しはできない(ペアを組んで冒険するときに戦利品の分配に関する簡単な設定ができる程度)ので基本的に独力で進めることになりますが、それでもぜんぜん困らないので、競争性は薄いです。
当分は、このガロワのダンジョンとDWCをのんびり遊んでいくことになるでしょう(DWCはハイペースかもしれないけど)


ガロワのダンジョンを始める場合は、登録名がキャラクター名になる点だけご注意を。
クラスやスキルなどの概念はありません(用意されているステータスはキャラクター名、LV、HP、所有物のみ)
僕は他所で使っているシーフキャラクターの名前で登録しています。検索して見つけたらご一報ください。