最近の読書
といっても、ほとんどマンガですけど。
- シャーロック・ホームズシリーズ……後日まとめて書きます。「ミステリ・ハンドブック」買いました。
- ドイル傑作集……「傑作選」ではなく「傑作集」の方です。現代風の「オチ」がついているものがあったり、日本を舞台にしているものがあったりと、風変わりな作品を読めるのが楽しい。SHシリーズでも感じていたけど、ドイルは怪奇性を押し出した作品が得意なんだろう。
- ヒストリエ1〜3巻……歴史物の面白さは、人物や事件の不明な部分をどう作者が盛り付けていくかにあると思う(作り手としてもそうだろう)主人公エウメネスについては、アレクサンダー大王没後の後継者争いで敗れた一人という程度のことしか知らなかったし、また実際、大王に仕える以前のことは大してわかっていないようだけれど、そこをちゃんと作っていて巧い。それにしても、この人がキャラクターの死に様を描くと相変わらず残虐で血みどろです。
- ヴィンランド・サガ3巻……地味に面白い「ヒストリエ」と好対照。トルケルと修道士のやり取りに含みがあってよかった。
- DMC2巻……1巻ほどのインパクトはないけれど、まぁまぁ読める。カミュの変人ぶりをもっと見たい。
- シグルイ7巻……牛股の慟哭する場面が一番すごかった。表紙見返しの、虎眼先生の胸像は傑作。いい仕事してる。